現代日本人は体内カルシウムが不足して行かざるを得ない環境で生活しています
■農薬や化学肥料漬けになった土壌で育った野菜・穀物類を日常的に摂取している。
■土壌汚染にさらにダイオキシン等の化合物質が加わり、流出した汚染物質が蓄積した魚介類を摂取している。
■汚染された農産物に抗生物質を添加した飼料で育った牛・豚・鶏を摂取している。
■インスタント食品やレトルト食品に添加されている燐(リン酸塩)はカルシウムの摂取を疎外している。
■吸収率の悪い(10%程度)カルシウム食品(悪玉)を知らずに摂取している。
「イオン化カルシウムは体内に入ると、電気的にはマイナスに傾いている細胞や組織と結合しやすく、そのまま沈
着して様々な障害を引き起こします。現在日本で蔓延しているカルシウム不足は、善玉カルシウムが不足している
一方で無意識に悪玉カルシウムによる弊害を体内に生み出し続けている事だったのです。
善玉カルシウム
善玉カルシウムの働き
・骨に確実に入り、元気な骨を作る。
・体内のカルシウムバランスを保ち、免疫力を高め、病気を予防する。
・余分なリンを排出し、骨の酸化を防ぐ。
善玉非活性カルシウム(推奨食品)
小魚(手のひらサイズ以下)、海草(天草、ひじき等)、 野菜(山くらげ、小松菜等)、
風化カルシウム(ニシキ貝の 風化化石)、ボレイ(漢方薬)
①カルシウム摂取が不足すると・・・ ●肌荒れ ●老化が進む ●月経前緊張症 ●肥満 ●生理痛 ●生理不順 ●頭痛 ●イライラ ●うつ ●低血圧 etc... |
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②副甲状腺ホルモンが働いて 骨に蓄えたカルシウムを溶かす |
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③血液中に必要以上の カルシウムが骨から溶けだす |
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④細胞・骨・血液にカルシウムが沈着・・・ | |
⑤骨がスカスカになり骨粗しょう症に |
悪玉カルシウム
市販されているカルシウム剤の多くは「イオン化されたカルシウム」です。これはイオン化作用が激しく活性化している状態のカルシウムを指します。このカルシウムが体内に入ると、本来の目的地である骨や歯には到達しないため、血液中のカルシウム濃度が急激に上昇するのです。これが起こると肝臓などがあわててカルシウムを排泄しようとします。
するとその反動で血液中のカルシウム不足濃度が急激に低下する「ダウン症状」と呼ばれるカルシウム不足を引き起こします。皮肉な話ですが、その結果「カルシウムパラドックス」へと至るのです。このイオン化されたカルシウムこそ「悪玉カルシウム」です。
■キケンその1! 骨に入らず、筋肉・血管・細胞・骨組織に沈着する。
■キケンその2! 急激に血中濃度を下げ、ダウン症状というカルシウム欠乏状態を引き起こす。
悪玉活性(イオン化)カルシウム
水に溶けているカルシウム、添加物としてのカルシウム、自分の骨から溶け出したカルシウム、
非活性でも結合が硬く風化していないもの(牛骨・魚骨カニの甲羅・サンゴ)
体内におけるカルシウムの重要な働き
■骨や歯を形成する
カルシウムは、骨や歯を形成・維持するのに必要不可欠のミネラルです。
■筋肉の収縮・弛緩を制御する
心臓の筋肉が収縮することで私たちは生きていますが、この心臓を動かすのもカルシウムです。その他の筋肉の収縮にも関わっています。
■神経細胞間の情報を伝達する
カルシウムが細胞内に入って電位差が生じる事で情報を伝えたり命令を発します。イライラするのはカルシウム不足の表れです。
■免疫作用に必要
免疫作用に必要なリンパ球が働きを促進します。
■その他
・血液を凝固させる。
・ホルモン分泌の調整を行う。
・様々な酵素の働きを助ける。
現在の病気のほとんどが実はカルシウム不足に起因している事はあまり知られていないようです。心筋梗塞、脳梗塞、ガン、高血圧、糖尿病、肝臓病など、深刻な病気のほとんどはカルシウム不足から起こっているものですが、当然病名は「カルシウム不足病」と呼ばれる事はなく、結果としてそれぞれの病名になるのが現在の医療事情です。