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カルシウムの働き

「カルシウムで骨を丈夫に!」と言ったキャッチフレーズは誰しも聞いたことがある事と思いますが、カルシウムを必要としているのは骨だけではありません。骨格の形成や細胞の働きにもカルシウムは使われ、人が成長するために日々補給が必要な栄養素です。そのため、カルシウムは「生命の源」ともいわれています。骨量の減少は身体の中で見えないところで起きています。

カルシウム量が正常な骨は強度があり、丈夫ですが、カルシウム量が不足していると骨はもろくゆがんでしまい、骨折も起こりやすくなります。カルシウムは骨の形成でのみ必要とされる栄養素と思われがちですが実は多くの働きを持っており、カルシウムは人が生きていく上で重要な栄養素なのです。「骨を丈夫にする」というのはあくまで体中にカルシウムが行き届いている事が前提であり、言うなれば骨は「カルシウムの貯金箱」のような物とも言えます。

カルシウムの働きは骨の強化だけではありません。

例えば筋肉の運動の仕組み。カルシウムが筋肉の中へ入ると筋肉は収縮し、カルシウムが抜けると筋肉は緩みます。

筋肉の収縮や弛緩を制御しているのはカルシウムなのです。
また、脳や神経からの情報の伝達、血液を固める働き、ホルモンの分泌調整、
酵素の働きの補助、免疫の仕組みを助けるなど様々な働きをしています。

カルシウムの働き
カルシウム不足とは、これらカルシウムの働きに支障をきたす危険な状態の事です。それを防ぐ為に体内に摂取されたカルシウムは優先的に骨以外にまわっていきます。だから兆候として骨密度が下がっていくのです。

 

体内のカルシウムバランス

カルシウムを摂取する上で大切なのは体内のカルシウム比率です。体内では様々な場所にカルシウムが必要となりますが、それぞれカルシウムが必要な量は異なっているのです。理想的なカルシウムバランスは、骨にカルシウムが1億個蓄えられたとして、血液には1万個、細胞には1個、という比率になります。このバランスが崩れると、体に様々な症状が現れてきます。例えばカルシウム不足により体内カルシウムバランスが崩れた場合、脊椎に支障をきたす事でたくさんの症状が出る可能性があります。

脳や肺、心臓、肝臓、すい臓、じん臓、腸、
そして関節などの様々な場所に異常が発生し、症状が出てしまうのです。

カルシウム不足を甘く見ていると深刻な事態を招きかねません。
カルシウムが不足するという事は生命に関わる事とも言えるのです。

骨がスカスカな状態とは、生命の維持の為に骨のカルシウムが体内で溶かされて他の箇所へまわっている状態なのです。その状態が改善されず、あなたの体の中でずっと放置されているとしたら…それは非常に危険な事だと言えます。一日でも早く、不足しているカルシウムを補う事をオススメします。

 

カルシウムの働きを保つためには

体内のカルシウムバランスを崩さないようにカルシウムを含む食材や、カルシウムサプリメントなどでカルシウム補給を行うことが大切です。しかしながら、やみくもに摂取してもかえって症状が深刻化する事もあるのです。それはなぜでしょうか?

摂取すると自然と体に吸収されるカルシウムもあれば、体の中で沈着してしまい症状を悪化させてしまうカルシウムがあるからです。

実はカルシウムには善玉カルシウムと悪玉カルシウムがあり、摂取の仕方を間違えると大変な事になってしまう栄養素なのです。

【善玉カルシウムと悪玉カルシウム】